アートのある暮らし

アートのある暮らし<1>アートのある空間

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こんにちは。久しぶりの更新です。夏の間にたくさん書きたいことが溜まっているのですが、中でも最近一番気になっている『アートのある暮らし』について、今日から数回に分けて書きたいと思います。最近、インテリアの仕上げとしてアートを飾りたい!というご要望が増えていますし、コーディネーターとして空間を作りこむ場合、アートは欠かせない存在です。でも、いざ選ぶ・飾るとなるとどうして良いかわからないことが多いようなので、まずはアートを飾る空間について考えたいと思います。

 

おもてなしの気持ちを表現するなら玄関

アートを飾る場所を考えた時、私はまず玄関を考えます。玄関は靴や傘さえきちんと片付けておけば、生活感を抑えられます。程よい広さの壁や靴箱の上は、アートを飾るのに最適。家族だけでなく、訪れるゲストにおもてなしの気持ちを表現するようなアートを飾って演出しましょう。

アートのある暮らし<1>アートのある空間
大空間に大迫力のアートで印象的な空間作り

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
シンプルな美しさは清潔感を感じる

 

ソファやベッドの上の壁が狙い目

お部屋の中でアートを飾るなら、低めの家具の上の壁がおすすめです。アートの大きさにもよりますが、下に家具があることで安定感が増します。リビングならソファの上や、チェストの上が定番。ダイニングテーブルを壁につけている場合は、その壁も使えます。ベッドルームではヘッドボードの壁に飾るとバランス良く仕上がります。

アートのある暮らし<1>アートのある空間
アートもシンメトリーを意識してコーディネート

 

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チェストがあることで安定感が増す

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
お部屋のブルーとアートのブルーを合わせた上級コーディネート

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
頭の上に飾るのに抵抗があれば、左右に外しても

 

初心者はトイレからスタート

アートのサイズと空間の大きさのバランスは大事です。最初からリビングなどの広い壁面に飾る大きなアートにチャレンジするのが難しい場合、小さなものを小さな空間に飾ってみてはいかがでしょうか?トイレなら、お子さんが描いた絵やお気に入りの写真など、プライベートなものを綺麗に額装して飾っても楽しいですね。

アートのある暮らし<1>アートのある空間
ミラーやタオルかけなど、要素が多い場合はバランスを見極める

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
ニッチや棚上を利用してオブジェを飾る方法も

 

上級者ならフレームアートに挑戦

アートを飾り出すと、だんだん数が増えてきて、もっとたくさん飾りたくなってきます。そんな上級者は、複数のフレームを組み合わせて飾ってみましょう。ランダムに配置するか、整然と並べるかはインテリアの雰囲気に合わせて。組み合わせによって印象が変わるので、最初に床で並べて見て、バランスを確認し、その後壁に掛けていくと失敗しません。

アートのある暮らし<1>アートのある空間
ナチュラルなインテリアに合わせてラフに仕上げる

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
モダンなインテリアにアクセントを加えるランダム配置

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
住まい手の個性全開の壁面

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
上下左右を揃えると美しい

 

アートのある暮らし<1>アートのある空間
カラフルな写真たちのサイズを揃えることでバランスが良くなる

 
以上、アートのある空間について、海外の実例を見てきました。どの空間も、アートがあることで完成していることに感動を覚えます。ますます、アートを生活の一部に取り入れたいという気持ちが高まってきました。「早速アートを買いに行こう!」という方のために、次回はアートのある暮らし<2>アートの買い方について書きたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。
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