コーディネーターの日常

チェアスケッチいろいろ

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こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉です。パソコンの容量が少なくなって来たので過去のデータを整理していたら、以前書いたチェアのスケッチが出て来たのでアップしちゃいます。たしか友達にちょっとしたメッセージを渡したくて、相手の好きそうなチェアを選んで描いたものだったと思います。(もらって嬉しかったかどうかは…気持ちの問題です~)

Hans J. Wegner 《Y chair》

まずは王道のYチェア、限定色のものを描いています。ペーパーコードの表現は省略っと。背中のYの部分も絶妙にカーブしているのですが、その表現が全くできておりません。Yチェアって北欧家具の代名詞のような存在ですが、このYのデザインは中国の王朝家具からインスピレーションを受けてのものです。その、何スタイルとも言えない感じが普遍的な印象を与えてくれるのかもしれません。

Arne Emil Jacobsen 《EGG chair》

続いてエッグチェア、これも立体感とぽってりした厚みの表現が難しいです〜。角度によって印象の変わるデザインなので、正面よりもこの斜め横からのアングルが私は好きです。ラディソンホテルのためにデザインされたこのラウンジチェアはその後のデザインに大きな影響を与えています。にしても、エッグチェアに黄色の貼地って…単純すぎるこの時の私の頭の中(今も?)

Finn Juhl 《Pelican Chair》

はい、北欧好きなんです。フィンユールのペリカンチェアは多分この時初めて描きました。それにしてもパースで描くのも難しいチェアをどうやって設計したのか?さすが『家具の彫刻家』と言われるだけのこと、あります。こういうチェアが一脚あると、お部屋のアクセントになりますよね!このチェアが好きで、どんなインテリアにもペリカンチェアを合わせていた子を思い出します。確かに、不思議となんにでも合うフォルム。

Ludwig Mies van der Rohe 《Barcelona chair》

バウハウスからはミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアを。男性的でかっこいい!ですがスケッチとしては基本のきの二点透視ができてないのでいびつな形になっちゃってます。シートも薄すぎ?シンプルなフォルムだからこそ、細部が目につく。まさに『神は細部に宿る』一品です。

Gerrit Thomas Rietveld 《RED and BLUE》

バウハウスにも影響を与えたオランダのデ・ステイルからはレッド&ブルーを選びました。この個性的なフォルムは一度見たら忘れられないはず!実際私の通っていた大学にこのチェアがぽんっと置いてあって、いまだにその光景を覚えています。DIYで作ってみる人が多いチェアでもあるとか。

Verner Panton 《Panton Chair》

ミッドセンチュリーも名作家具がたくさんあります。パントンチェアはプラスチックの一体成型で作られた初めてのチェア。当時のプラスチックは最新の素材で、それを使って美しく、機能性も高い製品を量産する為のデザインがこのパントンチェアなのです。うーん、曲線が全く表現出来ていなくて硬そう!実際硬いですが、今は環境に優しいポリポロピレンで作られています。

Queen Anne style

アンティーク系からまずは英国クイーンアン様式時代に作られた椅子。安定感のあるガブリオールレッグ(猫脚)と、背もたれの花瓶型の透かし掘りが特徴です。こういうチェアをモダンに使うコーディネートしてみたいな〜。

Louis XV Style

最後はマリーアントワネット椅子としてベルサイユ宮殿『プチ・トリアノン』に展示されているチェアを書きました。曲線を多用するロココ様式から直線的で幾何学的なルイ16世様式へと変化しながらも、優雅さのあるこのチェアのデザインが私は大好きです。ヨーロッパのインテリアスタイルを学ぼうとすると、必ずそこには建築があり、歴史があって学ぶこと多すぎ!と頭が爆発しそうになります。

簡単にですがチェアについても書き添えてみました。インテリアって楽しいし、奥深い!ことを改めて感じました。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。
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