『Chill Time』をコンセプトに、窓が広く開放的なリビング・ダイニングという空間の特徴を活かし、シンプルで上質なインテリアがお好みのクライアントさんの希望に合わせ、壁紙を変え、照明をダウンライト+間接照明に変更しました。
元々は大きなソファがLDKの回遊動線を塞く家具の配置でした。窓が大きなお部屋とは、つまり壁が少ないお部屋とも言え、家具のレイアウトに悩む方が多いです。今回はソファトレレビボードの場所を入れ替え、テレビは壁掛けに、テレビボードも床から浮かせることで、空間をより広くお使い頂けるようになりました。
お片付けがとても上手なクライアントさんなので、収納には課題を感じてはいませんでしたが、ライフステージの変化とともに増えるであろうものの置き場所兼、飾り棚としても使える壁面収納を作ることで、凹凸のある間取りを有効活用できました。
特にこだわったのは照明計画です。元々はデザイン性の高いシーリングライトをお使いでしたが、インテリアに合わせてダウンライトに変更。電球色から昼白色まで色温度を変えられるものを選び、日中・夕食時・就寝前のリラックスタイムなど、シーンごとに快適な明るさを楽しんで頂けます。
加えて、カーテンボックスを利用して建築化照明を追加し、キッチンカウンター上には付けていないときもデザインを楽しめるペンダントライトを下げました。一室多灯の照明は付けたり消したりが大変ですが、Bluetoothで操作できるシーンコントローラーを使うことで、簡単にお気に入りの明るさを呼び出すことができます。
大掛かりでないリフォームでも、好きなインテリアやライフスタイルに合わせて快適な空間を作ることができました。