家族の時間が自然に重なる、リビング中心の住まい計画
お嬢さま二人がいるご家族から、3階建ての戸建て住宅へのお引越しに伴いリビング・ダイニングと子供部屋のインテリアコーディネートをご依頼いただきました。
・好みはあるものの、どう形にすればいいかわからない
・自分たちだけでは選ばない家具や組み合わせも提案してほしい
・子どもが小さい今は、リビングに学習スペースを設けたい
・使いやすく、片付けやすい家にしたい
まだ漠然としたご要望の状態から、ヒアリングを通して一つずつ整理し、具体的な空間へと落とし込んでいきました。
コンセプトは『Rhythm of Living』新しい住まいでの暮らしに、空間と時間のリズムが自然に生まれることをテーマにプランしました。リビング・ダイニング・ワークスペースを緩やかにゾーニングし、家具配置と生活動線を整えることで、「集まる」「学ぶ」「くつろぐ」という日常の行動が、無理なく共存する空間をつくっています。ピアノの音が心地よく響き、子どもたちがのびのびと遊び、家族が自然と集まる。そんな日常が無理なく続いていく住まいを目指しました。
リフォーム会社選びにも関係する、インテリアコーディネーター活用術
このプロジェクトでは、ご依頼時にはすでにリフォーム会社さんが決まっており、リフォーム内容は一部未定という状況でした。リフォーム会社さんは、施工メインの会社と、設計・施工を行う会社に分かれます。施工メインのリフォーム会社では、壁紙を張り替えるにも、照明をダウンライトにするにも、施主からの指示が必要です。Class Sでは、全てのプランをトータルコーディネートの観点で行っているので、ご注文は家具やカーテンだけだとしても、壁紙も一緒に選びますし、照明計画も立てます。このプロジェクトでは、壁紙選定、ダウンライトの位置を指示する図面づくり、器具選び、内窓のサッシ色アドバイスなども行いました。壁紙選びは特に、一般の方には難しく時間もかかり、正解がわかりにくいものなので、プロにお任せいただくのが一番だと思ます。
こだわりのワークスペースが大好評
広い二階リビングには、6人がけの広々としたダイニングテーブルの他に、幅2.4mのワークスペースを設けました。リビング学習しているご家庭のお悩みに、食事の前の片付けが大変なことや、リビング学習用品の収納場所があります。ダイニングテーブルの横にワークスペースを設けることで、宿題を広げたままでも食事ができます。このプロジェクトでは、お子さんたちがランドセルを片付けられるよう、あえて収納の扉を外して出し入れしやすい場所を設けました。頭上にダウンライトを付けたり、コンセントを増設したり、リフォーム前から完成イメージを作っておくことで、更に満足度の高い仕上がりになりました。
お嬢さん二人の好きが詰まった子供部屋
3階にある子供部屋のトータルコーディネートでは、お嬢さん二人に好きなイメージ写真を探してもらい、壁紙やカーテンも、いくつか案を作って選んでもらいました。仲良し二人部屋なので、左右対称の平等なデザイン。それぞれの好きな色でウォールシェルフとクッションを作り、シェルフにはそれぞれの好きなものを飾れるようにしています。わたしも二人姉妹で、子供の頃は妹より大きい部屋をもらっていたのですが、妹はきっと不公平に感じていただろうな〜と思いを巡らせ、インテリアのことで喧嘩にならないように心がけました。
暮らしやすさと心地よさ、そして家族の成長に寄り添うこと。インテリアを整えることで、住まいは「好きが積み重なる場所」へと変わっていきます。クライアントご家族にとって、そんな住まいづくりのお手伝いができたことを、とても嬉しく思っています。



