実例

Class Sのプロジェクトが紹介されています(2)

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こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。みなさんがインテリアコーディネーターを選ぶ上で、一番重要なプロジェクト写真。前回のブログに引き続き、今回も外部で紹介されている事例をご紹介します。

AD WORLD ニュースレター

https://www.ad-world.co.jp/mailmagazine/magazine/220929.htm?utm_source=submitmail&utm_medium=1582

今年3月に完成した都内の新築住宅のプロジェクト。設計の途中段階からご相談をいただき、通常の家具やカーテン、照明器具等のコーディネートだけでなく、内装、照明計画のアドバイスや、造作家具のデザインなど幅広く関わったプロジェクトです。床は、ご依頼頂いたときには既に決まっていたので、床に合わせてその他のインテリアをコーディネートしたと言っても過言ではありません。

ちなみに、私が以前働いていたハウスメーカーも床にめっっっっちゃこだわる会社で「この床にしたいからここで建てる」ケースがかなり多かったです。なので、床から全体を決めていくスタイルには馴染みがあり、やりやすかったです。

ハウスメーカー時代に手掛けたモデルルームはこちら。2017年完成なので、もう5年前の懐かしプロジェクトです。
https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~126195036

 

独立後はマンションのご依頼が多いので、床を選んだりこだわったりする機会がぐっと減ってしまいましたが、今回のプロジェクトで久しぶりにステキなフローリングを採用した空間を見て、やっぱり床は大事だなぁ、と再認識しました。

このプロジェクトでは、広々とした空間に幅広のフローリングを採用することでゆったりとした空間になっています。オークのグレージュカラーはさすがイタリア!と思わせる絶妙なニュートラルカラーなのですが、この床に合うように巾木や建具を塗装する作業にはかなりの時間を要しました。何度も試作品を作ってもらい、最終的にはイメージ通りの色に仕上がったので、本当に良かったです。

家具も、グレージュを意識したグラデーションでコーディネートし、ボタニカル柄をポイントで入れることで、全体の印象を優しく仕上げています。

すべての写真はHouzzからご覧いただけます。https://www.houzz.jp/hznb/projects/pj-vj~7017810

 

家づくりをする時、建築家とクライアントだけでコーディネーターはいないケースがまだまだ一般的なようですが、クライアント自らコーディネーターを探してアサインするケースが増えているように感じます。このプロジェクトもそうでしたし、他にも同じようなケースでのご依頼を複数頂いています。

理由はそれぞれだと思いますが、私の持論はこんな感じ。

すべてのプロジェクトは完成形からブレイクダウンして計画することが大事。家づくりの完成形は、家具もカーテンもない空っぽの空間ではなく、クライアントが暮らしている状態が完成形。暮らしのディティールまで踏み込んだ提案ができるのはインテリアコーディネーター。

計画中のプロジェクトにアサインされた時は、クライアントの頭の中にぼんやりとある完成形のイメージを具体的な情報に置き換えるだけじゃなく、建築家とクライアントのコミュニケーションを円滑にして、どちらのサポートもできる立場を心がけています。

 
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