こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉です。前回のエントリーで書いたアルフレックスのミラノサローネレポートのあと、恵比寿のショールームを拝見して写真をたくさん撮らせていただきましたので、ご紹介します。
アルフレックスといえば、もちろんイタリアモダンの高級家具なのですが、同じカテゴリーのカッシーナに比べて親しみやすい印象があります。それはなぜなのか?私が感じているのは、アルフレックスの方がショールームの作り方がフレンドリーだ、という点です。
小さいペンダントの3連吊り、ベンチを組み合わせたダイニング、センターテーブルも長方形を一つ置いただけ、テレビボードもロータイプをシンプルに、というノーマルなレイアウト。なのにこの存在感!さすがアルフレックスです。
ミラノサローネレポートにあったトレンドのソファレイアウトを早速見られます。これだけのものを置くには、相当広い空間が必要…
ソファの後ろにローテーブルではなくデスクを組み合わせていたのが何かのアイデアになりそうだったのでパチリ。天板が黒ですね。丸ごと木の時代は終わった感じがするな〜。
ここはカーテンを見て欲しいです。濃い色を大きくかけると圧迫感が出るように思いますが、むしろこれくらい壁を覆えばシンプルでモダンな印象に。カーテンとソファの色のコーディネーションは大事ですね。
ソファの大型化が進んでいますが、あえてソファはコンパクトにし、スツールやセンターテーブルでリズムを出すというのも、日本の家族構成にフィットするアイデア。
ダイニングテーブルとカウンターテーブルを立体的に組み合わせたレイアウト、斬新で素敵でした。ダイニングはペンダントや椅子のデザインミックスくらいしか遊ぶところがなかったので、これは流行りそうな予感です。
シンプルな方のベッドルームの写真。この照明、大好きです。なんとアルフレックスのオリジナル!アッパーライトのバリエーションが少ない中、これは使えます。ベッドルームはこのくらいの明るさで十分ですよね〜。
洋服好きなら憧れずにはいられないクロゼット収納家具。蝶番を見せないこだわり、がさすがイタリアブランド。
コーナーに飾るアートのお手本。下にチェアを置くと空間が引き締まるとともに、座らなくてもホッとする空間になります。
こちらは大きなアートの飾り方。必ず家具とグリーンをセットにしています。これほど大きなアートは難しくても、例えばキリムをタペストリーにして飾る時にも使えるアイデアです。
おそらく世界で最も無垢の木の質感にこだわっているイタリアメーカーRiva 1920(リーヴァ)のテーブル。欠けた部分を樹脂で埋めるのはたまに見かけますが、それをあえてデザインにするのがイタリア。ニコタマのショップにはさらにかっこいいテーブルがありました!
こちらはショールームの近くにあるイベントスペースの本棚。ディスプレイではなくぎっしり詰まっている感じがリアル、そこにグリーンを散りばめるアイデアは自宅でも取り入れたいですね。
いかがでしょうか?高級家具を使いながらも、家族の団らんを想像できるレイアウトだったり、すぐに真似できそうなアイデアがあり、アルフレックスのショールームは、行くと楽しくなる工夫がたくさんあるのです。良い家具を買いたいけど、どこを探して良いかわからない、という場合は、必見のショールームです!
アルフレックス東京
東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクェア1F
OPEN:11:00~19:00
CLOSE:水曜
TEL:03-3486-8899
FAX:03-3486-8898
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