アートのある暮らし

リビング・ウィズ・アート アートと暮らす

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こんにちは。今回もアート関連です。少し前、ZOZOTOWNの前澤友作氏(株式会社スタートトゥデイ代表取締役)が、ジャン=ミシェル・バスキアの作品『Untitled』を約62.4億円(!)で落札したことがニュースになりました。前澤氏は(いろいろな角度から有名人ですが)実はアートコレクターとしても有名で、その基本姿勢は『リビング・ウィズ・アート』。コレクションを始めた10年前から一度も売ったことはなく、生活空間の中に置いて楽しんでいるとのことです。

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前澤友作と落札されたジャン=ミシェル・バスキア『Untitled』 オークションプレビュー会場にて http://www.cinra.net/

ネタ元:
ZOZOTOWN創業者・前澤友作がバスキア作品を62億円で落札、美術館構想も
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アートを見るならホワイトキューブ?

アートを鑑賞するためのスペース(美術館、ギャラリーなど)というと、一般的には真っ白い壁で囲われたホワイトキューブを思い浮かべる方が多いと思います。計算されたライティングが絵を浮かび上がらせ、非日常感を感じさせます。作品を常に入れ替える美術館やギャラリーでは、背景に色があると意味が生じやすいですし、どんなアートも美しく見せるには、ホワイトキューブが一番良さそうですね。

しかし、ここ最近目立っているのが生活空間の一部としてアートを見せるという展示方法です。インテリアショップや家具のショールーム、また、ギャラリーなどでもリビング空間を再現し、そこにアートを展示しています。先述の前澤氏の場合、計画している美術館のコンセプトは「泊まれる美術館」。アートとともに生活する醍醐味を味わえる施設を目指しているとのことです。

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リビングにはロイ・リキテンスタインが1977年に描いた幅約4mにおよぶ「figures」 https://gqjapan.jp/

生活空間に置かれたアート


インテリアの一部としてアートを展示する試みが、広尾にあるAD COREのショールームで行われました。上の写真はその時のものです。作家さんは事前にショールームをロケハンし、空間に合わせ、家具との調和を意識して作品制作を行ったとのこと。ホワイトキューブで見るのとは全く違ったアート展でした。

 

アートの購入を視野に入れた場合、こういった住空間に展示してあるアート展はかなり参考になります。飾り方、色の組み合わせ方、家具とのバランス、ライティングなどなど。今後、自宅にアートを飾りたい人が増えてくることで、ますますニーズが高まりそうですね。ということは…アートを飾る習慣が昔からあるヨーロッパでは、すでにこういった展示方法が広まっているのでしょうか?気になります。

 

さて、私が購入したアートについて、ずいぶん前に告知をしながら発表していないままでした。が、いよいよお尻に火がついたので、近々発表したいと思います。それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。
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