コーディネーターの日常

イギリスの美学に魅かれます

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イギリスの美学に魅かれます

いつかのイングリッシュガーデン。また行きたい

こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉です。先日のヘンリー王子とメーガン・マークルさんのロイヤルウエディングは盛り上がりましたね!本当に映画のワンシーンのようで、写真を見るだけでうっとりしちゃいます。特にこのバラのアーチ!!!

イギリスの美学に魅かれます

Photo: Getty Images

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イギリスは日本と同じ島国だからか、人工的すぎるものよりも自然な様子を愛する価値観があるように感じます。イングリッシュガーデンとフランス式庭園を比べるとわかりやすいですね。このバラのアーチもまるで自然に生えているような生き生きとした力強さを感じますが、よーく見るとただのバラのアーチではなく、花束のようにいろいろな草花が散りばめられ計算し尽くされた美!そこには日本人にも共通する「作為を意識させない美学」を感じます。さすがロイヤルウエディング、素晴らしすぎて悶絶です。

HAMPSHIRE GARDENS

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クロスとファブリックを共同開発したシリーズ、というのも新たなチャレンジとのこと

そのイギリスのガーデニングのエッセンスをふんだんに取り入れた『HAMPSHIRE GARDENS』というクロスとファブリックのシリーズがサンゲツさんから出ています。ちょうど先週、ショールームで見てきたばかりなのでご紹介。

あじさいのモチーフ、リネンライクな質感、曇り空の多いイギリス特有のグレイッシュなカラーなど、ナチュラルな中にも上品さのあるアイテムが揃っていて、価格も海外品などに比べるとリーズナブルに採用できます。

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あじさい柄のアクセントウォールにあじさいの絵を飾り、コンソールテーブルにもあじさい…おいおい、ひねりなさすぎ

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カーテンまわりはさりげなくデザインされていてマル。スタンドライトのおかげでファブリックのニュアンスが活きてますね

このコーディネート例、地味(失礼しました)ですがリアリティがあってとても参考になります。優しいニュアンスカラーにダーク系の家具を合わせて、ちょっと重めにまとめるのがイギリスっぽくするコツです。同じ壁紙・カーテンでも床や家具を白塗装にするとシャビー・シックになります。と、最後にちょっとコーディネーターっぽいことを書いてみました。

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