こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。2019年の民泊プロジェクト、コンセプトとLDKをご紹介したまま止まっていました!ので、約1年お待たせいしましたが、本日続きをご紹介します。
民泊のインテリアコーディネート①
https://class-s.jp/house_o_interior_coordination_01/
民泊のインテリアコーディネート②
https://class-s.jp/house_o_interior_coordination_02/
ベッドルームは3部屋あり、全ての腰窓の既存カーテンをシェードに変えました。普通のプレーンシェードなのですが、上部に1枚別の布を縫い付けてもらうことで、バランスっぽく見せています。民泊はお部屋を広く見せることが重要なので、すっきりした印象のシェードは最適です。全て防炎品でタグをつけて納品しております。
ベッドルームにもミナペルホネンの生地を額装して飾っています。最初はアートで検討していたのですが、盗難リスクと、メンテナンス性を考えてこの形にしています。ファブリックパネルは手軽で人気が高いのですが、ホコリが溜まるのが良くないだろうという、オーナー様の細やかなご配慮です。
清掃やベッドメイキングは専門会社に委託するということだったので、オペレーションをシンプルにするために、ベッドスプレッドを使い、クッションで彩りを加えました。このクッションは、額装して余った布で作っています。表にはミナペルホネンの柄生地、裏は無地、パイピングの色も色々組み合わせてたくさん作りました!オーナー様には詳細を伝えず、サプライズで作ったのですが、喜んでいただけて良かったです。
ベッドにはそれぞれ、コンセント付きのナイトテーブルとランプを用意し、1階のお部屋は女性のお客様がメイクなどをできるように、小さなデスクとチェアもご用意しています。
トイレや廊下に飾るアートは、オーナー様がお持ちだったものを額装し直しています。どのお部屋も、オーナー様の思いが詰まっており、とても楽しい空間に仕上がりました。
コロナの影響で観光業はまだまだ大変な時期が続くと思います。1日も早く、日常が戻ってくれることを願って止みません。