こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉です。先日、HPの情報を追加しようと色々触っていたら、あろうことかパーマリンクを変更しちゃって、数時間バタバタしていました。素人がわからないまま手を出しちゃいけないことを再確認!そのせいでちょっと、ワードプレス怖いよ〜病にかかっていました。
さて、久しぶりの旅行記です。世の中は新型コロナウイルスのせいで大変なことになっていますね。私は東京に住んでいるので、どこに行ってもリスクは同じ!と、去年から予定していた京都旅行に行ってきました。外国人観光客がほとんどいなくて、かなり満喫できました〜!
京都と言えばお寺さんが有名ですが、私は20代のころからその手のものが大好物で、大体の神社仏閣はすでに訪問済みだったので、今回は近現代の京都を巡ってきました。
京都国立博物館・平成知新館
今回一番楽しみにしていたのがこちら!大好きな谷口吉生さんが設計した博物館です。建物は安定の谷口吉生ワールドで、無駄が一切ないLess is Moreな美しさでした。展示物も素晴らしく、コンパクトながらも見応え十分。日本が、中国や朝鮮半島の影響を受けながら、独自の美意識を形成して行った過程を楽しむことができます。また、年代に注目してみることで、近代以前、文化技術は常に発達して行ったわけではなく、その時代の安定度によって文化の成熟度が違うこともわかります。
特別公開されていた絵巻物『法然上人絵伝』(14世期前半)も、とても素晴らしかったです。絵巻物って、ものすごく長いんですね〜。ちゃんと鑑賞したのは初めてでした。長い紙を繰りながら見ていく絵巻物ならではの構図、余白の使い方や画面の切り取り方など、絶妙なバランスで美しい!日本画は一点透視図法ではないものの、立体感や遠近感が違和感なく感じられるのも不思議でした。
歴史を知っていたら更に楽しめるかもしれないですが、あまり詳しくなくても、アート鑑賞として十分見応えがあります!三十三間堂の向かいにあるので、時間があればぜひセットで見てもらいたい場所です。
京都国立博物館|平成知新館
https://www.kyohaku.go.jp/jp/about/fac/chishinkan.html
〒605-0931京都市東山区茶屋町527
リッツ・カールトン京都
続いてのリッツ・カールトン京都では、ランチをしてきました!言わずと知れた『京都の北から南へ流れる鴨川のほとり、東山三十六峰を一望するアーバン ラグジュアリーリゾート、ザ・リッツ・カールトン京都』(公式HPより)ってことで一度は見ておこうくらいの軽い気持ちで行ったら、なんということでしょう!かなりアートに力を入れているホテルでした。
入ってすぐに、京都在住の世界的現代アーティスト・名和晃平さんの作品が。ホテルの人の話では、ホテルのコンセプト『源氏物語』に合わせたアートを多数飾っているということでした。「なるほど、それで琵琶なのね!」と思ったらそれは平家物語だった!京都に行くなら日本史の復習は必須かも???フラッシュありで撮影すると違う見え方をする、という不思議な作品でした。写真はフラッシュなし。有りバージョンはぜひご自身で見てみてください。
どのアートもリッツ・カールトンの格に見合う素晴らしい作品で、感嘆しっぱなしでした。建物、内装、おもてなしもとても良かったし、ランチも見目麗しく美味しかった〜。観光都市京都では、むしろコスパが良く感じたランチコース、ゆっくり過ごしたい方にはおすすめです。
リッツ・カールトン京都
https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/kyoto
京都市中京区鴨川二条大橋畔
京都御所
神社仏閣とは違うから、と、スルーしていた京都御所にも行ってきました。広い!だだっ広い!そして砂利が敷き詰められているので絶対にスニーカー以外で行ってはいけない場所でした。内部の撮影は禁止だったので写真はありませんが、申込不要で一般公開されているので、いつでも好きな時に無料で入れます。宮内庁職員によるガイドツアーもあるようです。
私が感動したのは松の美しさ!松竹梅のトップに立つ松に対して、今まであまり美しいと感じたことが無かったんですよね〜。盆栽の松は良いです、絵に描かれた松も良いですが、本物の松ってそこまでじゃなくない???みたいな。ですが、京都御所の松は素晴らしく美しかったです!(写真なし)松の葉の一枚一枚の広がり方といい、枝振りといい、剪定された全体のフォルムといい、これまで見た松とは格が違っていました。
あまり期待していなかったけど、頑張って行って良かったスポット、まだ行っていない方はぜひ一度行ってみてください。
京都御所
https://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html
京都府京都市上京区京都御苑3
お天気にも気温にも恵まれ、人も少なくて快適な、大満足の京都旅行でした。次回は宿泊したホテルについて書きます!ランキングも励みにしています。ワンクリックで応援お願いします。