こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。今日は前回に引き続き、北青山の家具ショールーム<ロッシュ・ボボア>をご紹介します。
前回のブログ:北青山家具巡り<1> AREA tokyo
ロッシュ・ボボアはフランスのラグジュアリーインテリアブランドで、世界60カ国でショールームを展開しています。日本に上陸したのは2年前で、お恥ずかしながらショールーム訪問は今回が初めてです。ご親切に案内していただいて、写真もたくさん撮らせていただいたので、ご紹介します!
色と柄の大洪水に飲み込まれろ!
ロッシュ・ボボアのアイコン的ソファ「マ ジョン」は、ファッションブランドミッソーニがの生地をパッチワークのように組み合わせる贅沢な仕様。柄on柄on柄、色×色の大胆なデザインが、ファッション好きにはたまらないアイテムです。ミッソーニ以外に、ジャン=ポール・ゴルチエ、ケンゾー タカダなどの貼り地も選べるそうです。
もう、これだけあれば他に何も必要ないのでは?と思わせるインパクトですが、機能面も考えられており、3つのパーツを好きに組み合わせることで、1人用から大空間まで色々なシーンが作れるのです。
こちらは新作のコレクション、マルセル・ワンダースのデザインです。旅をテーマに、イスタンブールとイギリスとフランスからインスピレーションを得てデザインされている、とのことでした。マルセルさん、働き者だよな〜。
落ち着いたアイテムもあります…が
全てがド派手なアイテムというわけでなく、外階段で上がる2階のショールームにはシンプルなデザインで、使い勝手の良さそうなものがたくさんありました。でもやっぱり、よーく見ると細部にこだわりというか、遊び心があって、ロッシュ・ボボアの世界観を作り上げています。
もし、ド派手なイメージだけで敬遠している方がいたら、一度ショールームの2階を覗いてみていただきたいです。
納期半年は覚悟の上で
これだけこだわっていたら、さぞかしお値段もラグジュアリーなんでしょうね〜、と思ってみていると、あれ?そこまでじゃないんだ。という感想。決して安くないし、もちろん高いんですが、いわゆるイタリアモダンのラグジュアリーな面々から比べると、少しだけお得感あり。
オーダーメイドかつ輸入の商品なので、注文から納品まで、最低半年はかかることを覚悟しておく必要があります。これはもう、ロッシュ・ボボアに限らず輸入家具の宿命なのでしょうがないですね。
家具ってみなさんが思っている以上に、手作業で1点ずつ作られています。私は、家具の工場見学に行くまでは、TOYOTAの車の工場みたいにベルトコンベアーに乗ったものに機械のアームが出てきてパーツを取り付けるようなことを想像していたのですが、全く違っていて驚きました。
どちらかというと、下町ロケット的。一人一人が小ぶりな機械を操って自分のパーツを作り、それを組み立てる人がいて、貼り地を貼る人がいて、というとってもアナログな世界なのです。自動化しているのは塗装工程くらいでしょうか。
Roche Bobois TOKYO ロッシュ ボボア トーキョー
address:150-0001 東京都渋谷区神宮前3-35-1 1・2F
tel:03-6459-2704
open:11:00-20:00 年末年始以外無休
https://roche-bobois.jp/#showroom
最後は話が外れてしましました。次回はロッシュ・ボボアのクラシックライン<ロッシュ・ボボア ヌーボークラシック>のショールームをご紹介します。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。
ド派手な家具を置く場合、カーテンってどうすればいいの?ソファは買い換えないけど、クッションでロッシュ・ボボアの世界観を表現してみたい。クッションや小物を買うショッピングに同行して欲しい。など、誰に頼めば良いかわからないようなお悩みはありますか?個人向けにフリーランスでコーディネーションをしているClass Sでは、そのようなニッチなご要望にもフレキシブルにご対応いたします。お問い合わせは初回無料。ページ下のお問い合わせボタンより、お問い合わせください。