こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。今日も2019年のプロジェクトのご紹介です。国内外の出張が多く、海外のご友人も多いお医者様のセカンドハウスのコーディネートを行いました。「全てお任せ」「これまで住んだことのないようなインテリアにしたい」「ゲストを驚かせたい」というご依頼で、かつこのお部屋は一年の半分も使わないということだったので、思い切ったプランニングを行いました!
コンセプトは『アーバンジャングル』
「これまで最上階にしか住んだことがない」とおっしゃるS様のために、都会の最上階で非日常を感じてもらうインテリアを考えました。今回のインテリアの最大のポイントは輸入クロスです。リビング、寝室それぞれに大胆な柄を取り入れました。家具もそれに合わせて、ワイルドなウォルナット無垢材のテレビボードや子牛の革のラグなど個性的なものを合わせて、さらに派手な南国モチーフのアートとクッションなどで遊び心を加えました。
照明もデザイン性にこだわっています。ダイニングテーブルの上には、アームが伸びて位置や高さを調整できる器具を選びました。また、寝室のカーテンは日が沈むときの空を思わせるグラデーションのカーテンにダークなカラーレースを合わせ、カーテンを閉めた時にも最上階の雰囲気を感じていただけるようにしました。
輸入クロスは職人さんの腕も重要
輸入クロスは国産の塩ビクロスに比べて繊細な対応が必要なので、職人さんの腕が重要になります。既存クロスを剥がしてからの下地の処理を念入りに行うことで、仕上がりに違いが出るそうです。また、大柄のクロスはどこから貼るかによって柄の出方が変わるので、現場で職人さんと一緒に念入りに打ち合わせを行いました。寝室のクロスは事前の計算通り、柄がほとんど切れないように貼れたので、とってもキレイな仕上がりです!
残念ながら、お客様が忙しすぎて完成写真を撮りに行けていないため、メインの写真はお客様が送ってくれた写真です。写真と一緒にコメントをいただきましたのでご紹介します。
全部そろって、つくづく、完璧な配色とコントラストだと思います。さすがは住吉ワールド。
非日常を楽しんでいただけていることと思います。S様、ありがとうございました。