東京の個人向けインテリアコーディネーター、Class S interior designの住吉さやかです。今年完成した都内の男性(高級タワマン)一人暮らしの事例をアップしました。実はわたし、男性の一人暮らしのプロジェクトが多いインテリアコーディネーターなんです。全体の2割以上が男性一人暮らし(女性の一人暮らしは1割と男性の半分)多いですよね?!
そんなことより、一人暮らしの男性がインテリアコーディネーターにお金を払って依頼するなんてびっくり!という人も多いかな?
面倒なことは人に任せる、という賢い選択
コーディネートする側のわたしにとっては、男性こそClass Sを活用して欲しいと思っています。そもそも一人暮らしの男性は仕事と趣味で多忙を極めている印象です。忙しくて経済的なゆとりもあり、好きなことなら何時間でもできるけど、気が乗らないことはずっと後回し・・・という人は、思い切ってプロに任せるのが賢い選択。デザインとか良くわからないけど、とりあえずかっこよくして!みたいな状態をカウンセリングでもみほぐし、潜在ニーズもしっかりあぶり出して形にするのがわたしの仕事です。
また、忙しい人はレスポンススピードに敏感な印象。私自身、仕事のメールは即レスもらえると嬉しいタイプなので、レスポンススピードは気をつけています。ただ、1日中現場にいたり、セミナーをしていたりと、体一つだと思いどおりにならないことも・・・
家事が好きじゃないから気付けるシステムエラー
「家事が苦手」「片付けるのが苦手」という人もコーディネートを依頼すると良いと思います。男性に限らず家事や片付けが苦手な人の多くは、家の中の片付けシステムが整っておらず、根性だけでなんとかしようとしている人が多い印象・・・。システムをリセットするには、第三者の目線がとても有効です。かくいうわたしも面倒くさがりのきれい好きで、家事が全く好きではないので、システム構築に時間をかけるようにしています。Class Sでは整理収納系の細かな仕組みづくりはできませんが、家具選び、配置などのちょっとしたことでかなり変わります!
木を見ず森を見よう
東京はマンションに住む人が多く、決められた間取り・限られたスペースで快適に暮らそうと思ったら、取捨選択が重要になってきます。モデルルームやSNSで見た素敵なお部屋を真似しようとするのもアリですが、全部は取り入れられないですよね。そんな時、部分にフォーカスせず、全体を俯瞰してプランを作るとうまくいきます。
全体とは、間取りや立地(窓の外)、お部屋の構造という物理的な制限と、「こんな暮らしがしたい」というリアルで理想のライフスタイル、好きなデザインと予算、これらを偏ることなくチェックしながら進めていく。顔を描く時にいきなり細部を書き込まず、まずは楕円を描き、目や鼻・口の位置を決め、そこから仕上げて行くイメージです。これ、簡単なようで訓練が必要だったりします ^ ^
このように、実はインテリアのデザインはセンスと感覚でゆるふわに作っているのではなく、ロジカルに組み立てて進めています。もちろん、感覚的な部分もあって、それが各コーディネーターの個性の部分ですよね。あとは経験もすごく重要。今は、個人向けサービスをしているコーディネーターさんがたくさんいるので、プロに任せるインテリアコーディネートに興味のある人はいろんな人を見て、お気に入りの人を探してみてはいかがでしょう?最後にClass Sに戻ってきてくれたら嬉しいです♪