こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。IFFT、JAPANTEXと怒涛の2週間、たくさんの方に出会えて刺激や勇気をいただきました。日曜日はその取り(?)で、4年前に一緒にインテリアを学んでいたクラスメイト7人でのランチ会でした〜。しゃべるのに夢中で写真がない!
話題のひとつは年末が近づくと意識しちゃう『断捨離』。インテリアが好きでも得意な人と苦手な人に分かれる分野で、私はどちらかというと得意な方(むしろ持ち物が少なすぎる)だと自分では思っています。使わなくなったものをこまめに処分したり、引き出しの中を片付けるとストレス解消になります。と言いながら今、放置している場所があって開けるたびに負のオーラを放っています…
その反対で、ワクワクできる場所もあります。今日は、内容を見直したばかりの寝室のチェスト上アクセサリー収納スペースをご紹介します。全体像がこちら!
チェストは横幅が1.2mで高さ1mちょっと、天板の奥行きが42cm。洋服はハンガーにかけてクロゼットに入れてあり、靴下やハンカチ、パジャマなど畳んでしまうものはこちらのチェストに入れています。
余談ですが、寝室のようなプライベートな部屋の収納家具にどの程度のものを選ぶか、悩ましい問題ですね。高いものである必要はないけれど、安くてすぐ壊れるのは嫌だし、デザインもある程度納得したい。もちろんサイズや使い勝手は重要となると、自分にとってちょうどいいものを見つけるって難しいな〜とつくづく思いました。また家具選びについても書きたいな〜。さて。
見せる収納か、隠す収納か問題
『収納』を考える上で重要なのは『見せる』か『隠す』か。見せる収納はパッと見てどこに何があるかわかるので探す手間が省けます。常に見えているので整理整頓を心がける方が気持ちが良いです。一方隠す収納はどこに何があるか覚えているか開けて確認する必要がありますが、中がちょっとくらい乱れても、閉めてしまえば気にならない。
見せる収納の場合、扉やふたのないオープンな空間のことが多いので、ホコリがたまりやすかったり、日焼けの心配も。日常的に出し入れするものに向いています。隠す収納はホコリが入りにくく劣化もしづらく、箱などに入れて効率よくスペースを埋めればたくさんのものを収納できます。
見せる=魅せる
私の場合、高価なアクセサリーはないので使い勝手の良い見せる収納にしています。毎日使うことである程度ホコリも付かない、という考え方。そして、せっかく見せるからには、自分を喜ばせる場所にしたいですよね。
洋服だけでなくアクセサリーやバッグ、靴など、お店でたくさんの中からお気に入りを選んで大切に持って帰る、あの選ぶときのワクワク感を毎日演出すれば、毎日のコーデがもっと楽しくなります。
さらに、お気に入りのものや自分を勇気付けてくれるものを盛り込んでおけば、毎朝バタバタしながらも自然とリセットできる一瞬が生まれます。
DIYアイテムで使い勝手が格段に向上
ワクワク選べる収納にしたくても、なかなか自分の持ち物にぴったりの収納アイテムが見つからない場合もありますよね。収納=少ないスペースにたくさんのものを入れる、という発想ではワクワク感が損なわれてしまいます。
そういうときはDIYがおすすめ!特に寝室などのプライベートなスペースであれば、多少失敗しても自分が気にならなければOK。私は持っているロングネックレスの長さに合わせた収納をDIYしました。
三角形を意識するとまとまる
ものの配置にもちょっとしたコツがあります。ポイントは三角形を作ること。中央の額縁を頂点とした三角形の他、左右にも三角形を作っています。
三角形を意識することで安定感が感じられ、全体を見渡しやすくなります。右の花瓶は高さを出すために下にBOX(ここは隠す収納になっている)を重ねています。
これ、テレビボードのサイズを決める際にも使えますよ〜。テレビボードはテレビよりも横幅を大きくすることで、三角形が生まれて安定感を感じます。左右の『間』が大切なのです。
こうやって見せる収納にしておくと、持ち物を把握しやすいので同じようなものをまた買ってしまうことも防げますし、他のものに比べてくすんでいるアイテムは目立つので、買い替えやメンテナンスの目安もわかりやすくなります。年末、持ち物の整理を兼ねてワクワクするスペースを作ってみてはいかがでしょうか?
Class Sでは、サロンのディスプレイやロゴ作成、写真撮影などをトータルにお手伝いするメニューがございます。メニューの詳細はこちらをご覧ください。ご質問等はお問い合わせページ、もしくはFacebook、Instagramなどからお気軽にどうぞ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。