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町田ひろ子アカデミーで『絵と額』の授業をしてきました

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こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。昨日は母校である町田ひろ子アカデミーで『絵と額』というアートとインテリアの関係についての授業をしてきました。ひとクラス15名、全員参加で3時間の授業でした。町田ひろ子アカデミーでは今回の緊急事態宣言中、これまで以上に感染予防対策を取りつつ、希望者はZOOMでの受講も併用してカリキュラムを進めているということでした。なので、広い教室でプロジェクター2台使っての授業。贅沢です。

『絵と額』というタイトルは、私が授業を受け持つ前から決まっているものですが、かなり核心をついているな!と思っています。インテリアコーディネーターにとって、絵(作品)だけでなく額はとっても重要。私も、アートライフスタイリストとして額装を研究テーマに置いて、深堀りしています。額が作品と空間をつなぐ役割を持っており、額装を変えるだけで、作品の印象も変わります。

町田ひろ子アカデミーで『絵と額』の授業をしてきました

左がBefore 右がAfterです。これまでのブログでも紹介したことのあるこの作品はナチュラルな木製のフレームから、装飾の美しいアンティークシルバーの額に変え、マットの色も微調整しています。これだけで、似合うインテリアが変わりますよね。Class Sでは、インテリアのトータルコーディネートの一環として、購入頂いた作品の額装だけでなくお手持ちのアートの額装変更なども行っております。

授業の後半では、実際にソファの上やチェストの上の空間にアートを飾る演習も行いました。皆さん、とても楽しそうに取り組んでくれていて、私も楽しかったです!しかも、みーんなとっても上手で、ほとんど教えることがない程でした。アートを素敵に飾るコツは、それほど多くはないと思っています。が、そのコツを知っているかどうかで、完成度は随分違います。来月は一般の方向けにアートの飾り方セミナーを予定しているので、告知OKになったらブログに書きますね。

そして最後は、ギャラリーを訪問して実際にアートを鑑賞してもらいました。こちらは密を避けて2グループに分かれての訪問。町田ひろ子アカデミーから徒歩10分のオリエ・アートギャラリーさんに今回もご協力いただきました。環境芸術学会とロボットデザイナーの樋口雄一さんのコラボ展で、学会に参加している主に大学の先生方が作った作品が展示されていました。トップの画像は展示作品の中でも人気の高かった駿河台大学の城井 光広教授の作品です。

ギャラリーで作品を売っていること、無料で入れること、世の中にはいろいろな種類のアートがあることなど、多くの気付きがあったようです。インテリアとアート、近いようで全く別の2つの領域を、インテリアコーディネーターが軽やかに繋いでいきたいな、と思います。

最後に、個人的に環境芸術学会に興味があったので調べました。

環境芸術学会は、「環境芸術」の社会的役割と実践的行為を対象とした創作活動と理論研究を行ない、「環境」という概念を新しい視点から再定義することによって、芸術・デザインが現在置かれている立場の展望を明確に行うことを意図しています。環境芸術学会は、宇宙環境から身体環境へ拡がる幅広い領域における創造活動を対象として、緊密な会員相互のコミュニケーションを作り上げるとともに、観賞者や市民の側との相互評価によって新しい社会の構築を図りたいと考えています。

大学の頃の知り合いとかいそうだなー。(なんで?と思った人は気が向いたらプロフィールの一行目をご覧ください)

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