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こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。ここ最近ずっとバタバタしている私ですが、先週は金曜日にアートフェア東京に行き、土曜日は講師を務めるアートライフのセミナーで、3つのギャラリーを回り、怒涛の二日間を終えました。
1年で最も忙しいこの時期にどうして？！と言いたくなる3月後半ですが、昨年は開催が見送られ、2年ぶりのアートフェア東京は見逃せませんし、ワンデーセミナーも主催側のカレンダー的にどうしてもここじゃなきゃ空いていない、ということだったので、詰め込みまくった二日間となりました。
アートフェアは完全予約制にも関わらずとても賑わっていましたし、アートフェアに出ていないギャラリーも、面白い展示を精力的に行っていました。わたしは出不精なので、日常的にギャラリーを覗く…ということはあまりなく、こういうイベントに合わせて一気に大量インプットをしています。写真をたくさん撮ったので、何回かに分けてご紹介したいと思います。
今日は、アートフェア東京で私が買ったアートをご紹介します！こちら。私の左上にある作品です。
中島麦さんの最新のシリーズで、これまでやってこられた手法をミックスして、更に新しくて面白い表現をしておられました。ずっと麦さんの作品が欲しかったのですが、ついつい「まぁ、今じゃなくてもいいかな」と思っていた私。そんな私がなぜ今回は購入するに至ったのか、を書きたいと思います。
アーティストさんと直接話ができた
これまで麦さんとは、オンラインでのメッセージのやりとりを何度か行っていましたが、アートフェア東京ではじめて直接お会いして、お話しを聞くことが出来ました。若手のアーティストさんの作品を購入する楽しみの一つに、アーティストさんと直接話しができる、というところがあると思います。何を考えて作品を作っているのか、どんな風に世の中を見ているのか、お話しを伺う中で共感したり、感心したり、そういう体験も作品の一部にできるのは嬉しいです。
アートフェア東京に出てしまった
麦さんの作品は、初日からかなりの数がSOLDになっていました。2年前はアートフェア東京開催中に別の場所で作品を展示していた麦さんですが、アートフェア東京に出たからには、きっと更に人気になって価格も上がってしまうかもしれない！これ以上上がったら、もう買えなくなってしまうかも…そんな焦りもありました。ずっと欲しかったのに、うかうかしているうちに買えなくなっちゃったら後悔しかありません。買わずに後悔するよりも、買って後悔する（しませんが！）方がいい、というのは、私の生き方そのものです。
とても気に入った作品が残っていた
もちろん、作品自体がとても気に入った、という事もあります。これ、実は珍しいことなんです。個展やアートフェアなどでは、買いやすい価格帯のものや、同じサイズの中ではこれが一番いい、と思うものから売れていきます。なので、少しでも出遅れてしまうと気に入った作品は売れていて、買えないほど大きな作品か、自分の中ではちょっとこれじゃないかもな、という作品しか残っていないということが多いんですよね。今回はたまたま、これが素敵！と思った作品が残っていたので、即決しました。
買うつもりで行った
最後に、今回のアートフェア東京には「良いものがあったら買おう」と思って、飾りたい場所や予算も大体決めてありました。そして、全てのブースを見て回って決めました。アートを購入するという行為は、とても特別なことのように感じる方も多いかもしれませんが、結局は買い物なので、衝動買いをすることもあれば、計画的に買う事もあると思っています。優柔不断でも心の準備（と、お財布の準備）が出来ていると、わりと決断出来ます。ちなみに夫には「欲しいの見つけたら写真送ってね」と言われていたのですが、結局事後報告になりました。気に入ってくれたので良かったです。
まだ作品は手元に届いていませんが、届いて飾ったらまたご報告します。
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