こんにちは。『アートのある暮らし』3回目は飾り方についてです。(1回目アートのある空間、2回目アートの選び方・買い方)お気に入りのアートを手に入れたら、実際に飾ってみましょう!新築やリフォームの間取りをプランする段階からアートについても計画できると、アートのための空間が作れますよ。
まっすぐ飾る
基本中の基本でごめんなさい。でも、とても大切です。水平がきちんととれていて、壁に対しても平行(床に対して垂直)になるのが理想です。紐をかけるフックは2つあると安定します。フックが当たって絵がお辞儀してしまう場合は、見えないようにスポンジ等で補正してください。お辞儀させると古臭い印象になるので、注意してください。
ラインを揃える
複数飾る場合は、ラインを揃えるとキレイです。同じサイズのフレームであれば、上下左右と余白もキレイに合わせるようにしてください。少し手間はかかりますが、人の目はとても繊細で、少しの狂いも見逃さないので、仕上がりが変わってきます。ランダムにレイアウトする場合も、ある程度ラインを揃えるとまとまります。中心線を合わせる方法も安定感が出ますので、色々とシミュレーションして配置を検討してみてください。どちらの場合も、壁にかける時は中心から。
照明でドレスアップ
美術館のように、アートに照明を当てるとさらに存在感が増します。強い光を当てたい場合はユニバーサルダウンライト、柔らかく照らす場合は通常のダウンライトを壁に寄せるのがおすすめです。クラシカルなインテリアなら、ブラケットを使うと効果的です。LEDはアートに悪影響を及ぼす赤外線や紫外線がほとんど出ないので、安心してライトアップできますね。
賃貸こそピクチャーレールを
最近のフックは、小さなピンで耐荷重の大きいものがあり、壁紙に開ける穴を最小限にできるのでとても便利です。しかし、賃貸のお部屋では小さなピンでも気を使いますよね。最近では、あらかじめピクチャーレールが付いているお部屋も増えてきているようなので、今後どんどん増えるといいですね。頻繁にアートを掛け替えたい場合にも、ピクチャーレールは便利です。フックが後入れできるものにしておけば、掛ける絵の数に合わせて調整できます。
アートのある空間、アートの選び方・買い方、アートの飾り方と3回にわかって『アートのある暮らし』を楽しむ方法についてお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?アートの世界は奥深く、私もまだまだ興味を持ち始めたばかりですが、お仕事でアートを購入し、さらに気に入った作品を自分用にも購入したことで、一気に自分の中のハードルが下がりました。次回は実際に私がどのようにアートを購入したかを書きたいと思います。
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