こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。WASABI ART SHOP ONLINE にて、寝室にアートを飾る方法のコラムを執筆しましたので、ご紹介します。さくっと読めるコラムになっています。
プロの事例に学ぶ! 寝室を彩るアートの配置と選び方のコツ
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寝室を整えよう
さて、なぜ今回のコラムのテーマが寝室×アートなのか?の前に、寝室にはまーったく拘らない!という人も多いよね、という話。寝室って、リビングに比べると確かに記憶のある時間は少ないですが、滞在時間はかなり長い。また「最初が肝心」や「終わり良ければ全てよし」という言葉があるように、1日の最初と最後を過ごす大切な場所とも言えます。
じゃあ、どんな寝室が良いか?というと『それはすっきり片付いていて、好きなものに囲まれている部屋』ではないでしょうか。そんなのどの部屋も当てはまるでしょー、と思うなかれ。リビングやダイニングは、多目的なスペースが故に、すっきり片付いた状態だけがベストとは言えないと思います。また、好きなものに囲まれるというのも、パブリックなスペースで実現しようとすると、家族の好きと好きがぶつかり合って大変なことになります。
一方寝室は、寝る、着替えなどの身支度をする、という行為が中心なので、すっきりと片付けやすい場所と言えます。また、基本的にはゲストを招き入れることもなく、家の中でもプライベート要素の強いスペースなので(誰にも見せないからどうでも良い、という考えにつながっていると思いますが)誰にも邪魔されずに、自分の好きを満喫できます。
まずは自分の為だけのアートを
また、アートを買う場合もリビングや玄関などのパブリックなスペースに飾るものは、家族みんなが気にいるものが良いだろう、とか、ゲストが見た時どう思うだろう、これを持っている自分はみんなにどう映るだろうなど考え出すとなかなか決まりません。でも、寝室に飾るアートなら、自分(と、一緒に寝るパートナー)が気に入ればOK!気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。
これらの理由から、これから家にアートを飾ろう!という方は、寝室用のアートを探してみるのが良いんじゃないかと思ってこのコラムを書きました(と言っても、実際にはお題はご用意いただくのですが)。実際のニーズはリビングの方が高いようですので、リビングに飾るアートの選び方についても、いつか書きたいと思います。