こんばんは。今日は家電についてです。暮らしに欠かせない便利な家電たちは、生活感が出てしまったり、インテリアイメージにマッチしなかったりと、扱いが難しくもあります。キッチンが家具化しているように、家電も進化していてもおかしくないのでは?という疑問を元に、個人的に気になったものをいくつか調べてみました。
ブラックだけど控えめな冷蔵庫
まずは、最近おしゃれなイメージ作りに力を入れている(ように感じる)パナソニック。『ふだんプレミアム』というシリーズを展開しており、中でも、西島秀俊さんが奥様と二人の子供と一緒に料理を楽しむ冷蔵庫のCMが印象的です。ミラー仕上げの黒い冷蔵庫は、それだけみるとずいぶん存在感があるように感じますが、CMでは上手に空間に溶け込ませています。
キッチンの造作といい、窓から見えるグリーンといい、細部までシャビーでナチュラルな空間を作り込んでいますね。冷蔵庫の奥のキッチンカウンターは、オープンラックと白いタイルが印象的。窓の黒枠が、冷蔵庫とのつながりを出しています。大きなグリーンで冷蔵庫の側面のボリューム感を調整し、黒だけど重くない印象になっています。
こちらはキッチンが映っているバージョンで、よーく見ると違う空間です。タイルのツヤが冷蔵庫のツヤとシンクロしています。そして、一番効いているのは西島さんが手を置いている作業台。ユーズド感のある木のテーブルの存在感で、冷蔵庫の印象が弱まっています。冷蔵庫の広告なのに、冷蔵庫を目立たせない工夫を凝らす時代なんですね。
余談ですが、CMの音楽もとっても素敵!曲はMICHAEL KANEKOさんというシンガーソングライターのオリジナル曲だそうです。癒されます。
真っ赤でインパクト大のエアコン
続いては三菱電機のエアコン。「真っ赤なエアコンがあるの知ってる?」と、先輩に教えてもらって早速調べたところ、『ライフスタイルエアコン 霧ヶ峰Style』は、先出の冷蔵庫とは真逆の、見せるデザインです。スタイルのある暮らしを求める人々をターゲットに、5つのインテリアイメージでエアコンのデザイン性をアピールしています。
こちらはNEW YORKER STYLE。エアコンとクッション、チェアの赤以外をモノトーンでまとめ、かっこよく個性的なコーディネートです。黒い革張りのソファのインパクトで、エアコンにあまり重さを感じさせない工夫がありますね。スチールを部分的に使うことで、重くなりすぎず、スタイリッシュなコーディネートです。
こちらはCALIFORNIA STYLE。全体的に赤みがあり柔らかなフォルムのアイテムでコーディネートされています。床のラグの2枚使いがアクセントになっていますね。カチッとしたフォルムのエアコンは、窓やキャビネットと中心を合わせてレイアウトすることで、まとまり感を出しています。2つのコーディネートともに、あえて赤である必要はないようにも感じますが、確かにいろいろなインテリアに馴染んでいますね。他の人と同じじゃつまらない!という人にぜひ。
他にもブラウンや黒なんかもあるといいな〜。例えば寝室のエアコンをベッドヘッド側につけたい、壁紙も濃い色にしたい!という時に濃い色が選べると、選択肢の幅が広がると思います。三菱さん、ぜひともお願いします。
個人的イチオシのトースター
最後に、私が今一番欲しい家電をご紹介します。これで焼くとパンがとにかく美味しくなる!という噂のバルミューダの『ザ・トースター』です。デザインもシンプルで美しく、キッチンの目立つ場所に置いて自慢したくなる家電です。白、グレー、黒の3色から選べるので、手持ちのアイテムに合わせやすいのも嬉しいです。ウチは白かな〜(妄想中)
家電は進化し、便利な機能とかっこいいデザインの両立は当たり前の時代になりつつあります。家電を選ぶ際は、家具や雑貨同様、お部屋の色と調和させることが重要だ、ということもお分かりいただけたかと思います。異なる素材感やフォルムであっても、色のつながりを作ると、お部屋全体の調和が取れて完成度の高い空間を作ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
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