こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。最近『ホームステージング』という言葉をよく耳にするようになりました。
「ホームステージング」とは、売却する予定の物件に家具や小物でインテリアコーディネートを加え、モデルルームのように購入検討者により良い印象を与え、売却を円滑に促すためのサービスです。インテリアコーディネートとは違い物件の購買層を把握・意識し、ターゲットに向け「売れる物件」を演出します。(出典:株式会社ホームステージング・ジャパン)
これは、インテリアの力が広く認められてきたからこそだと思います!嬉しいことです。しかし、上に書かれているようにホームステージングとインテリアコーディネートは、扱っているものが同じでも目的は全く別物です。
ステージングにかかる費用は誰が出している?
少し調べて見ると、ホームステージングにかかる費用は平均で20万円〜、といったところでしょうか。ステージングのための家具や小物はレンタルなので、展示期間が長くなる(=ずっと売れない)とさらに費用がかさむようです。
じゃあその費用は、誰が払っているのでしょうか?もちろん、売主です。でも売主は『高く売るため』にステージングサービスを利用している訳で、結局は物件の価格にステージングの費用+αが上乗せされているとも言える…?
まずは写真・動画で絞り込む時代
ホームステージング人気の要因は、VR技術も関係がありそうです。数ある物件をまずは条件でリストアップし、そこから写真、動画、そしてVRなどを駆使して絞り込み、実際に物件を見に行くのは数件。そうなるとやはり、暮らしのイメージがしやすいステージングされた物件に目が止まるはずです。
でも、実際住んだ時に置くのは今自分が持っている家具ですよ〜。それなら、今持っている家具でどういうレイアウトができるのかを知ったり、古くなったソファを買い換えるなら何がいいかを相談したり、そういうところに費用をかけたいと思いませんか?
図面に家具をレイアウトしてくれて、しかもパースで見られるサービスがあったらいいな
今、ふと思いました。購入しようと思っている物件の間取りと、手持ちの家具のサイズ、写真を送ると、暮らしやすいレイアウトを考えてくれて、しかもパースでイメージできるサービスがあったら嬉しい!不動産屋さんって、そういうサービスもうやってるのでしょうか?
少し調べて見ると、家具メーカーさんがそれぞれ自社家具のレイアウトサービスを行なっていたり、無料のアプリがあるようですね。専門知識がなくても、アプリの操作を理解できでば誰でもできそうです。
プロならプラスαのご提案ができます
せっかくシミュレーションをするのであれば、家具が置ける置けないだけでなく、カーテンの色や新しく買おうと思っているラグの大きさ、インテリアグリーンの位置まで検討したい!と思うのが人というもの。
インテリアコーディネーターにご相談いただければ、適切な動線、コミュニケーションが活性化する家具レイアウト、お部屋全体のカラーコーディネートなどもプロとして的確にアドバイスできます。
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