こんにちは。先日、ルイスポールセン主催のhouzzセミナーを受けました。houzzは詳しい友人に教えてもらって4年くらい前からたまに利用していましたが、日本代理店ができてぐっとサービスが充実していました!houzzが普及することで日本の家づくりのスタイルが大きく変化する予感です。
便利機能その1:圧倒的な情報量
houzzを使うと、世界中の素敵な実例が無料でいくらでも見られます。今までだと、海外のインテリア雑誌などを買わないと得られなかった情報が、いつでもパソコンやスマホから無料で得られる世の中になりました。すごいー!日本ではあまり馴染みのないリビングルームとファミリールームの使い分けや、ベッドルームの充実ぶり、暖炉の素敵さなど、日本人の目が肥えてくるはずです。
便利機能その2:商品画像を写真に合成できる(アプリ版のみ)
houzzでは写真だけでなく商品情報も充実しています。(と言っても現段階では海外の情報も多く、日本では購入できない場合も)その商品画像をコーディネートしたい写真に合成でいるのが、アプリ版にある『スケッチ』という機能です。直感的な操作で簡単に合成できるので、イメージを確認したいときに便利です。
便利機能その3:プロを探せる
houzzのありがたい機能に、プロが登録できてカスタマーが探せる機能があります。簡単なDIYであれば、個人で色々と調べたり工夫してできますが、やはりプロに任せるべき部分は任せるのがベストですよね。houzzはマッチングサービスではないので、あくまでも探すのは自分です。それが今の時代にマッチしているように思います。(なんとなく、マッチングサービスって広告料をたくさん払ってお客さんを集めましょう的な図式が気になるんですよね…)
とっても便利なhouzzですが、インテリアコーディネーターとして少し心配な部分もあります。それは(当たり前ですが)houzzは写真が全て、という点です。住まいづくりは、空間作りです。そしてインテリアは五感に訴えるものなのですが、写真でわかるのはごく限られた情報でしかありません。切り取られた写真を見て気に入ったものを集めても、心地よい空間になるとは限りません。空間の場所・大きさ・日照・気候などの住む場所や、ライフスタイルに合わせたチューンナップを行うことで、本当に心地よい空間を作ることが大切だと思います。
また、写真で見ると同じように見える 本物のタイル と タイル柄の壁紙 も、実物は全く異なります。家具もカーテンも、写真だけで判断するのは危険です。インテリアに関しては、小さくても実物のサンプルを見て、質感を確かめることが重要ですし、家具は実際に触って座ってから選ぶことをおすすめします。
便利機能をフル活用して効率よく検討を進め、捻出できた時間で五感で確認し決定する。これが忙しい現代人の家づくりの成功パターンになると嬉しいです。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。