こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。先日、静岡県三島にある邸宅サロン『The Gallery』で開催中の『暮らしのアート展』に行ってきました!
The Gallery『暮らしのアート展』 〜2018年11月3日
- 藤井ノゾミ(陶芸)
- 犬塚真由美(版画)
- 國谷博子(和紙畳バッグ)
open:11:00〜18:00(最終日は16時まで)
adress:静岡県三島市芙蓉台1-13-19
contact:アートライフスタイリスト 伏見さき子
tel:080-6915-1888
mail:annex_0322@yahoo.co.jp
ご来場の際は事前にご確認ください。このブログを見たと言っていただくとスムーズです。
このサロンの特徴は何と言っても邸宅であること。ギャラリーといえば基本はホワイトキューブ、そして人通りがある場所にあるので空間の大小は別として建物の一室ということがほとんどです。カフェやバーの壁をギャラリーにするところも増えていますが、建築家の建てた一軒家が丸ごとギャラリーになっているのは珍しい!そして、アートライフを考える上でとても参考になります。
白い壁でいいじゃないか
壁紙を遊ぶインテリアがトレンドになってから随分時間が経ち、部屋の一部もしくは全体の壁に色や柄を入れる人が増えています。一方で、家の壁は白一色、という方もたくさんいらっしゃることと思います。
理由はそれぞれ、長く住む上で好みが変化するかもしれない、その時々で心地いい色や柄が違う、お部屋をなるべく明るくしたい、もちろん賃貸だから白以外ありえないという方もいますよね。
白は個性的な色
白い壁OKです!空間が広く見え、明るくしてくれます。私はもちろん、白い壁も個性的な色や柄の壁もどちらも好きです。でも、白が無個性で無難な色だと思っている人がいるとしたら…本当にそうでしょうか。
花嫁さんの着る純白のウエディングドレス、ビジネスマンのパリッとした真っ白のYシャツ、一面新雪に覆われたゲレンデなどを想像してみてください。白という色は清潔感、誠実さを感じさせたり、光を反射して立体感や遠近感を感じにくくする効果があります。
壁紙でいうと、白は他の色に比べて緊張感を感じ、お部屋の立体感や奥行きを感じにくい効果があります。保育園の壁にはたいていたくさんのカラフルな絵が飾ってありますよね。あれは、真っ白い壁では子ども達がリラックスできないからなのです。
白い壁はアートが映える
空間を広く明るくしたいけど、リビングや寝室、トイレなどに緊張感があるのは…むしろリラックスしたい、癒されたいはずです。そんな時にぴったりなのがアートです!
白い壁はどんな色のアートでも受け止めてくれるので安心です。アートは掛け替えが簡単なので、季節や気分、イベントなどに合わせて簡単に空間を変化させられます。春夏と秋冬でカーテンを掛け替える…なんて、重労働だし収納しておくスペースも必要だし、カーテンってお高いですし。
また、壁に色が入ると立体感・奥行き感が生まれます。壁全体ほど広い面積でなくても、効果は絶大で、お部屋が広く感じられます。トイレなどの狭い空間でも効果ありますよ。鎮静効果のある青、集中力の高まる赤、コミュニケーションが増える黄色など色の効果を利用すれば、お部屋の使い道が変わった時にもすぐに対応できます。
アートって本当に便利ですね〜。でも、アートってどこに売ってるの?どうやって買うの?何を買ったらいいの?など、敷居が高いイメージが強いですね、私も初めはそうでした。そんなアートライフを始めたいけど何から手をつけていいかわからない!という方のための講座を来年1月中旬に母校の町田ひろ子アカデミーで開催させてもらうことになりました。
1日でアートライフの基礎を学び、ギャラリーツアーまでできちゃうスペシャルプログラムを計画中です。詳細が決まり次第ブログで告知しますので、ぜひチェックしてください。そんなにしょっちゅうブログ見てないよ〜。という方は、Facebookをフォローいただくか、お問い合わせフォームからご連絡いただければメールにてご連絡いたしますので、ぜひご連絡ください。
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