こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。前回ご紹介したフリーペーパー『Happyy-Note』で同じ記事内に載っていた収納のプロのアドバイス、とっても勉強になりました。出し入れしやすい高さ、ものに合わせた収納、ラベリングあたりは収納の基本のき、なのでしょう。
プロの仕事には感動がある
最近気づいたことのひとつに私は『プロが好き』ということがあります。いわゆる肩書きではなく、仕事に対する姿勢と品質の高さにプロとしての誇りを感じることってありますよね。職業や役職に関係なく尊敬する生き方です。(最初の写真は代官山T-SITEのカフェAnjin。この内装を手がけられた池貝智子さんも尊敬するプロフェッショナルの一人)
先日のNHKのプロフェッショナルの流儀『ブランドプロデューサー・柴田陽子』も面白かった〜。私は彼女のことを初めて知ったので番組を見ながらスマホで調べようと思ったら、どのページもアクセスが集中しすぎて開かなくなっていました!多分同じ考えの人が日本中にいたのだと思います。そのくらいのインパクトは十分にありました。
番組を見る限り、柴田さんはかなり独自の美学を持った方で、しかもめちゃめちゃ強くて怖くて、社員の女の子たちも顔は笑ってるけれど、内心は絶対に恐れている!生々しくてそれがまた面白かったです。
プロに教わるメリットは大きい
私はプロに教わるのも好きでして、写真、料理、ファッション、メイク、ウォーキング、話し方、ペン習字など色々な『習い事』をしてきました。(途中で投げ出したものもあります…)
基本的に生活の中で繰り返し必要で、自分で上手くできるようになることで得られるリターンが大きいな、と思うものはレッスン料を払ってプロに教わると、短時間で習得できてお得!だと思っています。もしくは仕事をする上で上手にできると自信につながると思うものは、投資のつもりで習ったりしました。
教えてくれるプロの方々は、どうやったらクオリティが上がるかのノウハウをとてもたくさん蓄積しているので、自分では何がダメかわからない失敗でも、プロから見たら一目瞭然、すぐに解決方法を示してくれるのもありがたい!
プロにお任せ、も使い分け
プロに教わるのが好きな私ですが、プロにお任せする、という選択肢も大切だと思っています。頻度が低く、コツを教わっても習得までに時間がかかるようなものは、必要な時に信頼できるプロにお任せする方がクオリティの高いものを効率よく得られ、結果的に得をすると考えています。
その代表が手前味噌ですがインテリアではないでしょうか。家を建てたり買ったりして、内装を決めたり家具家電を買いそろえたりする機会は、人生で数回程度という人がほとんどです。一人暮らし、結婚して最初の賃貸、家を買う・建てる、20〜30年経って大規模にリフォームする、で4回。これは十分にプロに任せるに値する頻度の低さだと思います。
全てまるっとお任せのリスク
プロをリスペクトしている私も『お任せ』で失敗したことがあります。ある美容師さんは椅子に座るだけであとは全てお任せ、というスタイルをとっているという話で、それってすごい!と早速予約をしてカットをしてもらいました。
が、仕上がりは私の納得できるものではなく…古臭い感じ。自分は違和感があっても客観的に見たらすごくいい!ということもあると思い、翌日そのお店を紹介してくれた友人に会ったのですが「…だ、大丈夫?…」と明らかに困惑している様子!これはやっぱり失敗だったんだ〜〜〜と、その日のうちに行きつけのサロンでなんとか軌道修正をしてもらったのでした。
初対面で何も言わずに私の要望を汲み取って想像以上の仕上がりにしてくれる、というのはさすがにリスクが高いというか、成功する可能性がないわけじゃないけれど、失敗して当然だったな、と今では思います。
要望が大事、わかっていても難しい
どんな仕上がりにしてほしいか、要望を伝えることはとても大切です。要望がないと、私みたいに自分のイメージと違うものが出来上がってしまうかもしれません。でも要望を伝えるのって結構難しいですよね。インテリアの場合「芸能人の〇〇さんみたいにしてください」とも言えないし。(私は言ったことないのですが、美容師さんに聞くとたくさんの人がそういうオーダーをしているようです)
でもご心配なく!インテリアのプロは、ご要望の引き出し方も心得ておりますので、最初は「なんとなく素敵なインテリアがいいな」と漠然としたものでも構いません。
例えばリビングであれば、家族全員が常に一緒でにぎやかに過ごすのか、人を呼んだ時に褒めてもらいたいのか、夜遅くにお気に入りのソファでお酒を飲みながらリラックスしたいのか、その空間で叶えたい暮らしをイメージしてもらうところから始めます。
情報収集に時間をかけなくてもプロに任せることで、期待以上の空間が手に入りますよ〜。コーディネート料金は空間の大きさなどで変わりますので、まずはお問い合わせください。そして、自分で調べて考えて作りたい!という方もいらっしゃると思いますので、その場合はぜひこのブログも参考にしてください。
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