こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉です。先日、川島織物セルコンの『Sumiko Honda』の新作発表会に参加しました。このシリーズは川セルの中でも特別な存在で、メーカーの気合をビシビシ感じます。
原画から織物にデザインを起こすのはとても繊細で根気のいる作業です。そして織りの密度、色数とその複雑さ、光沢感やハリ感など、どこをとっても超高級品。正直なところ「Sumiko Hondaシリーズはどこを目指しているんだろうか?」と思うこともしばしば。だってカーテンにするには豪華すぎる。それはメーカーもわかっているらしく、今年はファッション小物への展開や、椅子の張り地としての見せ方などの工夫もしっかりされていました。
それにしてもインハウスデザイナーである本田純子さんは、ご自身のブランドを持っているとはいえ活躍の場が制限されているのでは?と思ってしまいます。もっともっと有名になって海外でももっと評価されてもいいはず。川島織物の技術力あってこそのSumiko Hondaブランドなのだと思いますが、だからこそもっともっとたくさんに人の手に届きやすい仕組みを、どうか作って欲しいと願います。
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