こんばんは。先日、自宅のベッドルームにDIYで壁紙を貼りました。誰でも簡単に貼って剥がせる壁紙、とっても楽しいです!本日は実際に貼ってみてわかった作業のポイントをまとめます。
手軽で楽しい、貼って剥がせる壁紙
壁の一部の色や素材を変えて見せ場にした部分をアクセントウォールと呼びます。壁紙を、色や柄のあるものに変えたり、タイルや石など素材も変えてしまったり、ペイントも人気です。中でも一番手軽でデザインがたくさんあるのが壁紙。今回、賃貸でも使える貼って剥がせるタイプの壁紙をWALPA銀座店で購入し、素人の大人2人で貼ってみました。大まかな手順は以下の通りです。
- 壁を計って必要な壁紙の量を算出
- 壁紙を選ぶ
- 糊を水で溶いてスタンバイ(貼る前日)
- 壁のホコリを拭き取る
- 壁に糊を塗って、壁紙を貼る
- 刷毛やへらで整え、上下の余分をカット
- 右側の余分をカット(右利きで左から貼った場合)
順番に詳しくご説明します。
1. 壁を計って必要な壁紙の量を算出
輸入壁紙の場合、1ロールが約50cm×10mです。部屋の天井高が2.4mくらいだとして、柄合わせが必要なければ幅2m分貼れる事になります。ただし、大柄をリピートさせるために余分がたくさん出る場合などは、面積の1.3倍は必ず購入しておきましょう。今回わたしが計画したのはベッドルーム、ヘッドボードの裏には壁紙を貼らない前提で大雑把に面積だけで計算したら、危うく30cmほど足りなくなるところでした。必ずロールの長さが足りるか、計算してください。
2. 壁紙を選ぶ
色や柄の選び方は次回書きたいと思うので、ここでは素材について。壁紙と呼ばれているけれど、紙以外でできているものもたくさんあります。WALPAで選べるのはフリース素材か紙素材の2種類。フリース素材は扱いやすく初心者でも簡単に貼れます。紙は伸び縮みするので施工は難しくなりますが、フリース素材にはない紙の質感や、繊細なプリントが特徴です。わたしは、初めての壁紙DIYだったのでフリース素材の中から探しました。お店の人も親切にアドバイスしてくれます。
3. 糊を水で溶いてスタンバイ(貼る前日)
壁紙を貼る道具について。わたしは壁紙と道具がセットで購入できるものを選びましたが、セットにはカッターやスポンジなど専門の道具ではないものも入っているので、持っているものがあれば足りないものだけ買い足せば良いと思います。以下も参考にしてください。
- フリース壁紙専用糊・・・専用糊なので、WALPAで購入をお勧めします。必須
- ローラー刷毛・・・・・・一気に糊を塗れるので便利です。必須
- 刷毛・・・・・・・・・・細かい部分は刷毛で糊を塗ります。必須
- 地ベラ・・・・・・・・・壁紙をカットする時に使います。必須
- 撫で刷毛・・・・・・・・壁紙を壁にキレイに密着させる道具です。手のひらや地ベラで代用可
- ジョイントローラー・・・壁紙のジョイント部分をキレイにします。指や地ベラで代用可
- 竹べら・・・・・・・・・壁紙のコーナー出しに使用。地ベラで代用可
- カッター、スポンジ、バケツは家にあるもので十分
糊は一日置いて馴染ませるのがベスト、とのことなので、素直に前日の夜から作っておきました。
4. 壁のホコリを拭き取る
今回は、既存の壁紙の上から新しい壁紙を貼りました。ですので下地処理などは不要。糊がつきやすいように壁をクイックルワイパーで拭きます。すると、白い壁紙が何となくワントーン明るくなったような?ビニル系の壁紙は自然素材に比べて静電気が起きやすく、ホコリを集めてしまうので、大掃除の時にはさっと拭き掃除をするとキレイになりますよ。
5. 壁に糊を塗って、壁紙を貼る
いよいよ壁紙を貼ります。壁にローラー刷毛で糊をたっぷりと塗り、さらに角の部分は刷毛を使って塗り残しの無いようにします。そこにフリース素材の壁紙を天井から垂らすように当ててくっつけます。糊は無色透明なので、どのくらい塗れたかわかりづらいですが、指で触って後が付くくらいたっぷり塗ってください。また、紙素材の場合は、壁紙の方に糊を塗って5分ほど休ませてから壁に貼ります。壁紙を広げて糊を塗るスペースが必要ですので、あらかじめレジャーシートなどを敷いて作業スペースを確保しておきましょう。
6. 刷毛やへらで整え、上下の余分をカット
壁紙をまっすぐ貼るのが難しいかな?と心配していたのですが、意外と簡単でした。しっかりと紙の端を壁の角に合わせてから、横に向かって刷毛やへらを動かして密着させます。しっかりと密着でき、ゆがみも無ければ上下をカットします。もし気になる部分があったら一度はがして貼り直しも簡単に出来ますので、怖がらずに思い切りよく貼ってください。WALPAのオシャレ動画も、参考になりますよ。
7 . 右側の余分をカット(右利きで左から貼った場合)
動画だと、最後の部分の始末が出てこないのですが、少し注意が必要なので書いておきます。右利きの場合、左から貼っていって最後に右をカットするのがやりやすいです。逆に左利きの人は右から貼って左をカットしてください。上下のカットに比べ、最後の横カットは天井から床までを一直線に仕上げる必要があるので、難易度が上がります。ですので、利き腕に合わせてやりやすい向きで仕上げるとうまく行きます。ここまで貼っていくうちに作業にも慣れて、それほど難しく感じないはずなのでご心配なく。最後に余分な糊をスポンジ(わたしは堅く絞ったタオルで代用)で拭き取って、完成です。
こちらが我が家のBefore After。
今回、約6㎡の壁一面を貼るのに、素人の大人2人で3時間ほどかかりました。家具を動かしたり動画を見たりの準備も含まれているので、実際作業している時間は2時間程度です。選んだ壁紙が無地ではないものの、リピートを考えなくて良い柄だった事もあり、想像していた以上にとても簡単でした。
壁紙を選ぶ楽しさ、貼る面白さ、飽きたら剥がせる手軽さで、とってもおすすめの壁紙DIY。次回は壁紙の選び方や空間の見え方の違いについて書きたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。ブログランキングに参加し始めたので、ワンクリックで応援よろしくお願いします。