旅先のインテリア

バンコク五つ星ホテルレポート④

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こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉さやかです。バンコクでは3回に分けてご紹介()した『サイアムケンピンスキーホテル』の他にもう1つ、5つ星ホテルを訪れました。メディアで大人気、宿泊費がバンコクなのに1泊10万円以上のお部屋ばかりという『ザ・サイアム』です。

ザ・サイアムも聞いたこと無いぞ?

バンコク五つ星ホテルレポート④

ザ・サイアムは今トレンドのブティックホテルです。オーナーはタイを代表するアーティスト一家のスコソル・ファミリー。俳優をしている長男のクリサダ・クラップ氏がクリエイティブ・ディレクターを務め、インターコンチネンタル・ダナンのデザイナーとしても有名なビル・ベンズレー氏がデザインしたラグジュアリーホテルなのです。

ブティックホテルとは、独創的で店舗ごとに異なるコンセプトと高いクリエイティビティをセールスポイントに持ち、10室から100室ほどの客室を有するホテルを指す。ブティックホテルは、独立系のオーナーによる経営スタイルが多く、一貫したコンセプト、細部に至るまで徹底したクリエイティブのこだわりが見られ、高品質・高価格帯である。(Wikipediaより)

サイアムケンピンスキーは立地、サービス、そしてコストパフォーマンスという意味でもとても素晴らしいホテルでしたが、こちらは真逆。場所はバンコクの中心から随分離れるため、交通手段はタクシーかホテル専用のシャトル水上バス。しかも物価が安いバンコクでこの値段…宿泊するなら時間がたっぷり取れる時じゃないともったいない〜。

しかーし!絶対に中を見たかったので色々調べていると、アフタヌーンティができる、しかもカフェ利用でもホテル専用のシャトル水上バスに乗れるという情報発見。少し不安でしたが、こちらのブログを参考に行ってきました!

行きは市内観光を兼ねてトゥクトゥクで

バンコクの交通手段は、タクシー、トゥクトゥク、スカイトレイン、地下鉄、水上バスなど様々です。せっかくなら色々体験しよう、ということでザ・サイアムへはトゥクトゥクで向かいました。

正直なところ、すごく暑かったのでクーラーの効いてるタクシーに乗りたい気持ちもあったのですが、トゥクトゥクだと街との距離が近く、温度や音や匂いなどの五感で感じられるので、乗ってよかったです!ただし、5つ星ホテルにトゥクトゥクで乗り付けるには、それなりの度胸が必要ですが。

もう一つ、ザ・サイアムは5つ星ホテルと言ってもいわゆる『知る人ぞ知る』ホテルなので、トゥクトゥクの運転手さんも場所を知らない様子。けっこうなスピードで走るトゥクトゥクの後部座席から、夫がスマホのGoogle Mapでナビをして、どうにか到着できました。

まずはお茶しましょ

ホテルは邸宅のような建物で、小さな階段を登って建物内に入ったと思ったら、そこは中庭のある回廊でした。アール・デコのモダンクラシックな建物に生い茂る南国のグリーン。そこに配されたアンティークの数々…うっとりして言葉も出ません(でも写真は撮りまくる)

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中庭の回廊に続く扉。ワクワク感が高まる!

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このシャビーな雰囲気にうっとり

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早めに到着したのか、この空間を独り占め

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テラスは緑の木々に囲まれていて、とっても気持ちいい

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二人分。結構なボリューム!

カフェは室内とテラスが利用できます。バンコクは暑いですが、屋根のあるテラスは不思議と涼しいので、我々はテラスを利用しました。

アフタヌーンティは基本に忠実なクラシックスタイルでした。ちゃんとクロテッドクリームだったし、きゅうりのサンドイッチもあって◎。値段は2人分で1,350バーツ(5,000円しないくらい)と、安くはないけれど思っていたよりも普通で安心しました。何しろ宿泊費が高いのでビクビク。

蚊がいると言えば虫除けスプレーを持ってきてくれ、スイーツの残りはテイクアウトさせてもらえます。帰りは水上バスに乗りたい旨もカフェのスタッフに伝えておいたところ、ちゃんと水上バスのスタッフにも伝わっていました。

テラスはトレジャーハンティング気分で楽しもう

腹ごしらえ(?)が終わったのでテラスのインテリアをチェック!ホワイトとブラックのモダンな空間に組み合わせたアンティークの家具やアイテム、生命力のあるグリーンの組み合わせが新しいのに懐かしい、個性的な空間です。

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グリーンに囲まれたテラス

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個性の強いアンティークの家具にモダンなクッションの組み合わせ。パイピング、ボタン留めなどがキュート

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こちらのクッションはチャイナドレスのボタンのような民族的なモチーフをモノトーンでモダンに

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あえて骨董市のようにディスプレイされているデスクにゾウのオブジェ

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これはウシ?アニマルアイテムを探すのが楽しい

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うま?

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アンティークのトラモチーフのラウンジチェアは存在感大!その視線の先には…

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インコがロックオンされている〜〜〜!

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本物のアンティークだからこその存在感

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扇風機も絵になる

アンティークの面白いオブジェがそこかしこに置かれ、一つひとつ見るだけでもすごく楽しいです!テラスだけで見応え十分!だったので今回はここまでにしたいと思います。ザ・サイアムの素晴らしいインテリアはまだまだ続きます。次回もご期待ください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけましたら、ワンクリックで応援お願いします。
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