こんにちは、インテリアコーディネーターの住吉です。
昨日のホームページオープンに引き続き、今日は名刺が届きました〜!紙の印刷物にはわりとこだわりがありまして、以前使っていた屋号なしの名刺と同じ、活版印刷(正確には凸版印刷)で刷ってもらったので、納期がずいぶんかかりました。
細部にこだわってます
こだわりはこれ、ロゴの空押し(からおし)です。出っ張った型(凸版)にインクをつけずに紙に押し付けて凹凸を出す方法です。Class S のロゴは線が細くこれ以上小さくできない、でも普通にインクを乗せてしまうとバランスが悪い、ということでこの方法にしました。
もう一つのこだわりは、名刺の表だけで情報を完結させること。企業の名刺は機能性重視で必ずそうなっていますが、フリーランスの方の名刺は、表は名前だけ、裏に連絡先、というオシャレ系もよく見かけます。気持ちはわかりますし、仕上がりも素敵なのですが、名刺を管理するときに裏と表をセットで見ないといけないのは実はとても不便なので、受け取ってご連絡をくださる方の利便性を重視しました。
でも裏もみて欲しい
そして裏には、Class S からのメッセージ『自分らしく快適なインテリアのご提案を通じて、生活を豊かにするお手伝いをいたします』を入れました。Philosophyの内容をぎゅっと凝縮しました。
裏のカラーは、一応コーポレートカラー(?)に近い色を選びました。デザイナーなら色は絶対こだわるべきところ…ですが!今回は特色の指定が難しかったので、あるものの中から選びまして、ちょっと派手すぎたかも〜。
価値を買う時代
メッセージにある『自分らしい』というのは『自分の価値観に照らし合わせて自然な選択である』とも言えるのではないでしょうか。例えば、1脚10万円の椅子を高い!と思うか、それなら買おうと思うかは、その人の価値観次第です。
もちろん、10万円出す価値があるかどうかは、その椅子のストーリー(デザイナーの思い、製作工程、素材など)によります。地元の木材を使って一つ一つ手作業で作られたものであれば10万円でも安いかも知れません。希少価値の高い素材で作られていて、有名デザイナーによる限定100個のシリアルナンバー付き、などもすぐに完売しそうです。
結局私たちは、ものを買っているのではなく、価値を買っている(価値と価値の交換をしている)のだと思います。…って、なぜか言葉にすると薄っぺらいですね。うーむ。
名刺の話から随分離れましたが、最近よく考えていたことを書いてみました。今日以降お会いする皆さん、私の名刺をぜひ受け取ってください。
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